廃人|香害を受けた人が準備すること

明日?10年後?

香害被害を受けたあなたがいつ悪化し廃人のようになるか、あなたの環境と個体差によるのでわからないから恐ろしい。

私が発病した頃は、聞きなれない名前の病名に戸惑うばかりで、行き着く先もわからず、なにも準備が出来なかったので、ただ必死にその場、その場で対応をしてきた。

最終的に行き着く先がわかるなら準備を怠らないほうが懸命であろう。

廃人になると

  • 車の運転は出来なくなり、食事が作れない。
  • 臭いのある食品の近くには寄れない。
  • 飲食も手助けが必要な時がある。
  • 寝たきりになり日常生活が送れない
  • 攻撃性は薄れ穏やかになるが、現実と自分自身が乖離し生きている実感も薄れてしまう。
  • 時間の観念さえもなくなり、左右に動くという行動もできなくなる。
  • 臭いもしなくなる。通常会話は成立するが、断片的に記憶が欠落するために、トラブル回避が出来なくなる場合もある意識レベルの極端な低下

この時点になると外出はもちろんパソコン、携帯などの連絡機器を扱う事や、他人との接触も難しくなり、情報収集や連絡を取るなどの行動や言葉で伝える事さえも困難になって来るために、周囲は病状や状況が把握しにくく孤立します。

いつ、このような状態になるかは、今おかれているあなたの環境と個体差によって違います。明日かも知れないし、10年後かも知れない。

このような状況になっている人からの接触はなくて当たり前かもしれません。

今、食べるものがない。買い物に行くお金がない

  • 住まい
  • 障害年金

最低でも、住まいと障害年金の準備をしておきましょう。 

香害でからだを痛めても、今のところ直接的に命の危険はなさそうですが、孤独死はありえます。

主治医が困り果て「どうしたらいいんだ」と思わず口にしてしまうほどの状態に陥ります。

重篤でありながら、意思疎通もはかれない為に生活に困って障害年金の申請をしたくとも、行政書士さんに願いすることもできなくなります。

出来るだけ早い段階で診断を確定し障害年金の申請をして、廃人になった時の準備を進めておきましょう。

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