症状が緩和し、化学物質過敏症の特有な症状がおおよそ収まりほか症状の治療に入れますが、再就職が出来ても、新たな暴露や感作で急激にまた悪化し同じ症状を何度も繰り返すことになります。
下記は香害の症状が進んだ状況です。
この時、症状も臭いの反応もとても強く、激情的に泣きながら自治体に行き、自宅周辺の「歩きタバコはどうにかならないか」と相談していました。
- 外出で「歩きタバコやアロマ」に感作。
- 身体が重たくなり、倦怠感で起き上がる事も出来ず、苦しく寝込んでしまう。半日かけて何度も入浴するが、汗が出ない
- 10日~数週間 全く動けず寝たきりで汗が出ない状態が続く。
- 入浴で汗が出るようになる。身体が急に軽くなり倦怠感が軽減する少しずつ動けるようになる。アンモニア臭がする
- 外出できるようになり、また、「歩きタバコやアロマ」に感作 を繰り返していました。
この繰り返しが重篤になる要素なのですが、あまりに身近なもので、防ぎようがありませんでした。
多分、この病気が疑われるあなたも似たような状況でしょう。
この事実から考えても、大まかに、3つの注意点が重篤にさせないコツだと思います。
- 繰り返し同じ臭いに感作することを避ける → 生活環境を整える
- 自律神経を整える → 入浴(温泉・岩盤浴・サウナ)して汗をかく
- 血行をよくする → マッサージや運動
そのほか、とても難しいことですが、偏った食べ方をしない事が基本です。
そして、苦しむあなたに寄り添う人は精神的・肉体的にとても困難な状況におかれます。
サポートしてくれる家族や周囲の人がいてくれるなら、症状が落ち着いている時は必ず感謝を言葉にして伝える努力を常にしてください。