臭いのキツい場所から逃れる|コントロール|アンモニア水(気付け)の使用方法

かつて、タバコ・柔軟剤・アロマにより道端で倒れてその場から立ち去ることが出来ずに全身に火が付いたように息も出来ず痛みと苦しみで地べたを転げまわり、意識障害で方向を失うなどの症状を一時的に軽減するために2015年(平成27年)11月より、医師からの提案で市販の気付け(アンモニア水)の吸入を開始した。

気付け(アンモニア水)の吸入後、暴露による症状が出ないと言うことはないが、臭いのキツい場所から逃れられるようになった。

※臭いに捕らわれてしまうと、アンモニア水の存在さえも思い出せないほど思考が停止しており、事情を理解してくれている健常者の助けを借りる事もあるが、以前に比べて外出に対する抵抗感や恐怖感は薄らいでいる。

使用方法-箱のラベル通り

症状が悪化をしているときは、箱ラベルの用法用量通りにかるく臭いを嗅いだだけで、強い刺激を感じる。

■悪化の予防に月2回程度、環境が悪化している場合は毎日使用する。

■アンモニア水(気付け)で行うコントロールには、習慣性はない。

一過性(一時的)のコントロールの為、個々にしかわからない、日々の環境・感作・暴露・症状の状況をコントロールをしたい時に吸入する。

香害・ 化学物質過敏症(CS)・多種化学物質過敏症(MCS)をアンモニア水(気付け)での コントロールは一過性なので、使用しなければ環境の影響でコントロール前の状態に戻る。

効かないと感じる時

  • 環境に暴露されていない時に吸入しても、強い刺激臭を感じない事がある。
  • もともとアンモニア水は揮発性のため、容器内の容量が減って来た頃には、刺激臭が感じにくくなっていることも多い。そのような時は手に数滴垂らして吸入する良い。(アンモニア水は虫刺され、虫刺されによるかゆみの治療薬なので手に垂らしても大丈夫です。)

注意事項-滞在するために使用しない

基本、悪化した環境で影響を受け続けると悪化する。

アンモニア水(気付け)によるコントロールは、『環境の悪化』を改善するものではない。悪化した環境の中で「滞在する」事を目的に使用しない。

始める(試す)

薬局やドラックストアで市販されているアンモニア水も一番小さなサイズで500円以下である。購入にも負担は少ない。

不安であれば、始めて使用する時は、医師にお願いしてアンモニアの血中濃度を図ってもらうと良い。