3種類の倒れ方と対応(目安)

香害・化学物質過敏症(CS)・多種化学物質過敏症(MCS)を悪化させると、突然に倒れる事が多くなるが倒れ方には3つのパターンがある

1)突然倒れるパターン

意識はあるので倒れていく自分がわかる。からだが動かない(力が入らない)足から崩れていくような倒れ方。

他の人からは貧血で倒れているように見える。突然 足元から崩れるように倒れて、声をかけても返答がない状態。

※対応(目安):意識ははっきりしているが、からだが動かせないだけなので、本人が復活するまで、風通りの良いところで半日から数時間休ませる。

2)急激にからだが鉛のように重たくなって、意識が遠のき、立っていられないパターン

呼吸が浅くなり急激に睡魔が襲ってきたような感覚で気が遠くなりそのまま倒れて寝込んでしまうと、当分起き上がれない、起きた時に、筋肉がなくなり身体が重たく、不快。

※対応(目安):意識は薄くなるが気力や他の外部からの刺激で動けるので、話かけ続ける。

3)だんだんに意識がもうろうとして徐々に倒れていくパターン

経過はわからず、意識が戻った時は朝の目覚めのようにすっきりしている。外部の刺激で意識を持ち続けることが難しい。他の人からは子供が遊び疲れて寝てしまったような状況に見える。

※対応(目安):意識とからだの動きは徐々になくなって行く。急激に倒れない。口数が少なくなり返答が遅くなってきたら風通りの良いところまで連れて行き20~30分ほど休ませると復活する。

頼まれても倒れることは出来ないが、頼まれなくても予測なく倒れるのは、香害被害者・化学物質過敏症(CS)・多種化学物質過敏症(MCS) 患者である。