伝え方で注意をしたいこと。

天然・人工にかかわらず、人に影響する成分が蔓延している環境が問題。
そして反応してしまう「からだ」になってしまった事が問題。

香害を伝える時に、単体の言葉にしてしまうと

「柔軟剤」「消臭剤」がダメなら、「香りの洗剤」に
「煙」がダメなら「加熱式タバコ」に切り替えるという話になってきます。

つまり、使いたい側はどうやっても使う方法を探そうとしますし、企業もビジネスチャンスとばかりに別の言い方で広告宣伝をかかけて大幅な売上を目指します。
個人的な記録の場合は、単体で表現することは重要ですが、

香害が気になる人がいずれ、化学物質過敏症(CS)・多種化学物質過敏症(MCS)に進行しないために、

「公の場所では、天然・人工にかかわらず、アロマ、洗剤、柔軟剤や消臭剤など香りがあるもの・煙草関連などに入っている他人に影響する成分が入っている製品の自粛をお願いします」
など、問題のある部分はしっかり明確化する必要がある。

一度、暴露した人は「臭いや香りが苦手」という範疇ではない。

アンモニア水(気付け)でコントロールができたとしても、一時期は症状が落ち着き良くなっても、特効薬ができない限り、突然に悪化し寝たきりになる可能性を持ち、何度でも再発することは明確で

いつ、どんな成分で新たな暴露をするかわからない恐怖と戦う事になる。

被害者を増やさない工夫も必要だが、現在の被害者(自分が被害者であることを認知していない人も含め)を悪化させない、化学物質過敏症(CS)・多種化学物質過敏症(MCS)に進行させないことが公(おおやけ)の機関の急務であろう。

販売している商品の回収はもちろんだが、早急に公の交通機関や職場・教育現場・公共機関などではっきり告知をする必要がある。

今まで、心地よく使えていたものを凶器に変えてしまった。企業の責任は重たい。